口呼吸と鼻呼吸の違いについて

鼻呼吸と口呼吸ってどう違うの?

鼻呼吸と口呼吸

私達人間は基本的に鼻で呼吸しますが、
口でも呼吸できることから、知らず知らずのうちに口呼吸になっている方も
いらしゃるのではないでしょうか。特に風を引いた時は鼻が詰まってしまいますから
口で呼吸せざるを得ません。ですが口呼吸は何が問題なのでしょうか?

 

実は鼻と口には決定的な違いが有り
鼻は空気を吸い込んだらホコリやチリ、花粉などウイルスの侵入を
防ぐ役割を果たしてくれます。言わばフィルターの代わりですね。

 

ですがそのフィルター機能が無い口で呼吸したらどうなるのか?
もうお分かりですね。口呼吸を続けると様々なウイルスや花粉などの
侵入を許し、体に異変が生じてしまいます。

 

また、鼻は冷たい空気を一度温め、湿らせて肺に送る機能も備わっています。
冷たいままや乾燥した空気を肺に入れるのは体を冷やすことになりますし
病気の原因にもなります。

 

ということはヒトは口で呼吸するような体の仕組みになっておらず
鼻で呼吸することが望ましいとされています。

 

↓もう少し具体的な仕組みの違いを解説します


呼吸の仕組みと危険性

呼吸の違い

 

これは医学博士の西原克成氏の本「アレルギー体質は口呼吸が原因だった」で紹介されていた内容を図で表したものですが
長々と文章で説明するよりも、わかりやすいかと思います。

 

西原氏が着目したのはミトコンドリア

 

呼吸して取り入れた酸素、そして食事によって取り入れて栄養はミトコンドリアに供給されると言っても過言ではありません。
エネルギーの源を生成するこのミトコンドリアがもし弱ってしまったらどうなるのか。

 

たちまちエネルギー不足で古い細胞の排出や新しい細胞の再生ができなくなり、
やがてアレルギー疾患などの様々な病気となって現れるのです。

 

口呼吸がいかに間違った呼吸法であるか、お分かり頂けたと思います。


現代人は口呼吸が多い?

驚いたことに現代人は口呼吸が多いと言われています。
また、口で呼吸することが当たり前になっている方も多く
そうした生活が習慣となれば、自ずと様々な病気を引き寄せる
結果となってしまいます。

 

口呼吸は、喉の奥に病巣感染を引き起こし免疫力を低下させます。
こうなるとリウマチなどの免疫疾患やアトピー、喘息や花粉症など
発症してしまうことになります。

 

こうした口呼吸が原因での病気は現代医学では治すのは困難で
長期に通院を余儀なくされる方もいらっしゃると思います。

 

そもそも根本治療や生活習慣の改善をしなければ病気を治すことが出来ません。
通院しても口呼吸を続けていれば別の病気を発症してしまう事もありますので
先ずは口呼吸の癖を治すことから始めましょう。

口呼吸を止めれば結果が直ぐに現れる

口呼吸が癖でアトピー性皮膚炎になってしまった患者さんに
口呼吸の癖を治し徹底して鼻呼吸にしたら皮膚炎が治った事例があります。

 

鼻呼吸にしたことで元々持っている免疫力が改善し
アトピーの自然治癒に繋がった形です。

 

このように鼻呼吸がどれほど大切かお分かり頂けたかと思います。

 

ちなみに花粉の季節とされる春先や秋に健康に良いからと
ジョギングをされる方はご注意ください。

 

もうお分かりですね、ジョギングということは口で呼吸している可能性が高いです。
花粉が多く飛び交っている外で口呼吸は危険ですよ。

 

健康にいいからと始めたジョギングも口を開けて
「ゼーハーゼーハー」していたら本末転倒です。
ジョギングではなくウォーキングで十分だと思いますよ。

 

また最近ではPM2.5が問題視されていますが
数値が高ければむやみに外へ出ないほうが無難です。
どうしても出なければならない時は必ずマスクを着用し鼻呼吸をしてください。

 

口呼吸を治す適切な方法とトレーニングについてはこちら